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『ワタシにオサメル展』トークセッション終わりました〜

2015.11.27

連日たくさんの方に足を運んでいただいている『ワタシにオサメル展』。

20日の夜に開催したトークセッションもおかげさまで満席となり、

本当に感謝しています。

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トークセッションは、展覧会の会場、ASITA_ROOMのオーナーであり

アートディレクターの大垣ガク氏(アシタノシカク代表)がお相手。

 

わたしが自身に課している肩書き「ライフテクスチャリスト」のこと、

今回の展覧会に寄せる思い、

それぞれの作品についての説明、

などなどを、いろいろと脱線したり、迷走したりしながら1時間半ほど。

ガクさんが、アートディレクターならではの視点、

そして包容力とコミュニケーションセンスで

素敵にナビゲートしてくださり、自然体で愉しくお話を進めることができました。

 

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↑ 真ん中に置いている作品 『好極重箱 -すきわめかさねばこ-』を囲むように

ぎゅっとお座りいただいて…(立ってご覧いただいた方すみませんでした…)

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↑ お気に入りの着物で気合を…笑

 

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↑ 『好極重箱 -すきわめかさねばこ-』の仕掛けを張り切って説明中

 

終了後の嬉しいご感想の数々に、数日たった今もにじんわり感動しているわたしですが、

今日のブログでは、軽やかながら心に染みるお言葉で

facebookにレポートを書いてくださった、

友人でイラストレーターとしてご活躍の仲里 カズヒロ氏の文章を

拝借させていただき、ありがたい時間を反芻させてください。

 

 

昨夜は「ワタシにオサメル展」トークセッション

宇野由紀子×大垣ガク(アシタノシカク)へ。

 

作品群は勿論のことガクちゃんのインタビューも

由紀ちゃんの時折挟まるボケ具合も(失礼!)

コメントも表情もとても愉しくトークセッションはかくありき!な

好い時間だった。

 

見た目はあちこちはみ出してるのに

ストンと言う音が聴こえるくらいの「ワシにもオサマル展」だった。

 

丁度ひと月前に由紀ちゃんから

この個展の準備をしてる話をゆっくり拝聴する機会があった。

その時は正直あの由紀ちゃんのぽよよんとした口調から発せられる言葉が

パズルの様で混沌とした心境だったが

言葉のピースが昨日やっと心に収まった。

その言葉のピースはいわゆるジグソーパズルの様なピースではなく、

一つ一つのテクスチャが異なっており、

モノにまつわる時間や音を含むふわふわと浮遊しつつも

生きることを楽しむに必要不可欠かつ立体的なピースだったことを

思い知らされた。

 

喩えて言うなら飛び出す絵本の様に開けば飛び出し、

仕掛けが施されており、閉じれば収まり、

ワクワクしながらまた次のページをめくりたくなる

あの「不思議の国のアリス」の仕掛け絵本の様な展覧会だった。

 

作品それぞれのタイトルも含め「遊び心」や「センス」とは何たるかを

あらためて考え、感じさせてもらった。

自分の周りにあるモノたちも「在る」ではなく「有る」にしたい。

おおきにありがとうさんでした。

 

(仲里 カズヒロ氏Facebookページより)

 

 

仲里氏のセンサーの素晴らしさによるところは大きいとは言え、

作品もトークもこんな風に何かを発し、届けることができているとすれば、

なんという幸せ。

 

プーリー(仲里氏の愛称デス)はじめ、

ご感想を記してださったり直接お声をかけてくださった皆さん、

そしてご参加いただいた皆さんに、心よりの感謝を申し上げたいと思います。

 

 

ワタシにオサメル展 28日(土)まで開催中しています。

詳しくはこちらを。

皆さまとお会いできること、楽しみにしています。