イカス*キモノオーガナイズ Basic meeting レポート
2014.01.27
大阪市内の素敵なお部屋で少人数でワイワイと。
イカス*キモノオーガナイズ Basic meeting を開催しました。
Basic meeting では、着物への思い、着物との関係、今までのこと、これからのこと、
みんなで共有する時間を持ちます。
今どんな状況かを意識にしっかりあげてもらい、具体的な理想像を持つことが
イカス*キモノライフへの近道になると思うからです。
今回も、互いにうんうんと深~くうなずいてしまうお話がいっぱい。
こちらでも少し共有させてもらいますね。
Cさんは…
「母や祖母が作ってくれた着物が結構あり、お正月に着せてもらったり
結婚式があると着ていったりしていたけれど
母や祖母の好みであり、自分で好き!と心から思えるものがないとずっと思っていた。
イカス*キモノを知って、工夫をすれば素敵に着られるかも?という気持ちも沸いてきたので
実家の箪笥と一度向き合って、お気に入りの組み合わせをなんとか作ってみようと思う。
そして今年中に一度着物を着てお料理教室をやってみたい!」
(Cさん、料理研究家をされているんです)
Mさんは…
「コスチューム的なものが昔から苦手。洋服ですごくおしゃれをして、人より目立ちたいという感覚がない。
でも10年ほど前に縁あってお気に入りの着物を1枚手に入れ、ハレの日にそれを着て出かけた時に
人と違うことの楽しさ、注目されることの心地よさのようなものを感じた!
最近また着る機会があり、若いおしゃれな人たちの中でも気後れしなかったのが新鮮だった。
義母が着物を着る人なので、相談をしたら喜んでもらえそうだし
着物のことをもっと知り、コーディネートも楽しめるようになって、
『人の前に出るときは着物を着ている私』 を今年の目標にしたい。」
Tさんは…
「母の着物、自分が持たせてもらった着物、があるのは分かっているが、
どんなものがどのぐらいあるのか全く把握していない。
10年前、息子の卒園式で着て以来、箪笥は一切開けていない。
息子が高校に進学した今、オカンでもない、ヨメでもない、“自分自身”をそろそろかわいがってもいい時期になった気がして。
今から洋服にお金を掛けようとは思わないけど、せっかくある着物、活かして楽しめたらと思っている。」
Rさんは…
「はじめての着物体験と言えば、2年前の弟の結婚式。
その時、洋服だと絶対に選ばない 白地に花柄の母の着物を、どうかな?と思いながら着てみたら
周りの人に思いのほか褒めてもらって…。
母にはずっと前に『着物は着ません宣言』をしてしまったので、随分人にあげてしまったようだが
まだ残っているアイテムを、先入観無しにいろいろ試してみたいと思うようになった。
母の手を煩わさずに自分で全て準備できるようにもなりたい。
今度のイカス*キモノのイベントに着物を着て行くのが、目前の具体的な目標!」
今回もじんわりあったかく、そして嬉しくなるお話の数々。
着物について語っていただくときに、
必ず “ご家族の思い” “ご家族への思い” が見え隠れすること、
また、お手持ちの着物と向き合い、活かし、身にまとう、ということが、
これからのご自身の在りように変化をもたらすであろうと皆さんが豊かにイメージされているということ、
いつもいつも感動をしてしまうんです。
皆さんのこれからの在りようが、ご自身にとってより豊かであることを願いつつ、
そして具体的な理想像に近づくようお手伝いするべく、
Basic meeting ではまず基礎知識をいろいろとお伝えします。
着物や帯の種類、素材、格、お手入、畳み方、寸法のこと…
コーディネートのコツについて…
いい気分でイカス*キモノライフへの第一歩を踏み出してもらえるように。
ということで今回もあっという間にエキサイティングな3時間(余り)が過ぎていきました。
おうちに戻られてから、さっそく和の小物の収納場所を確保したというMさん。
着付け教室を探して申し込もうかと思っているというTさん。
素敵なご報告をお聞きできて幸せ!!
これからも助手のさくらちゃんと、
“活かしてイカス”ためのいろんな企画を繰り出していこうと思っています。
ピース♪
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「早春を慶ぶ会 –能とピアノとSpring Amuse–」by イカス*キモノ を2月16日に開催いたします♪
詳細はこちら。
お誘いあわせの上、ぜひご参加くださいませ。
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