好きの質感ノート

ブログの名前が「質感ノート」になりました!
デザインも少しリニューアルしたョ〜

宇野ビビディープ
/ 宇野由紀子

ライフテクスチャリスト

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宇野ビビディープ / 宇野由紀子

株式会社テンネット 代表取締役

質感研究室 室長

ライフテクスチャリスト

企画プロダクション勤務を経て、収納用品メーカーに入社。商品開発の責任者をつとめる。2002年に整理・収納用品のWEBショップ「収納の巣」を立ち上げ、2012年に運営会社である株式会社テンネットの代表取締役に就任。暮らしにスムーズをもたらす収納はもとより、自分の“好き”を探求し、自分らしくモノを持つことも収納の役割と考え、研究・企画・創作。2015年に、好きとつながり好きを深める装置としての収納ツールを発表した「ワタシにオサメル展」は好評を得、それらの作品をプロダクト化した収納レーベル「VIVIDEEP」を翌年立ち上げる。また2017年には「質感研究室」を開設。モノ・コトを感じとるセンサーを磨き、好きの質感をたぐりよせることをテーマに、研究会やワークショップ、商品開発も行う。

嵯峨美術大学 デザイン学科 生活プロダクト領域 非常勤講師
ライフオーガナイザー® クローゼットオーガナイザー®

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春が来る前にコートと「リ・リレイト」。リメイクで出番激増♪

2014.03.10

春がそろりそろりと近づいて来た2月のはじめ。

この冬まだ1度も袖を通していないコートとの関係をリ・リレイトするべく

リメイクの相談に出かけました。

表紙4

(↑ 無防備な表情…笑。機嫌が悪いわけではアリマセン)

 

素材感も色も雰囲気も気に入ってはいたのですが

XSというサイズにもかかわらず、かなりゆったり目のシルエットで

いつの間にか手が伸びなくなっていたカーキのコート。

肩幅さえ狭めたらきっと出番が・・と思いながらもしばらく置いたままになっていました。

 

今回リメイクの相談に行ったのは

旧友のコニー(小西さんなのでコニーね・笑)が大阪で営むテーラー

BESPOKE TAILOR DMG さん。

 

伺うや否やスタッフの宮本さんがマチ針を打ち始めてくれて、、

すっきりとタイトなシルエットにするために、肩幅、身幅、袖幅を思い切って縮めてもらうことに。

マチ針

 

コニーや宮本さんと話しているうちに、デザイン的にも変化をつけたくなり、

アクセントとして、チャコールグレーのベルベット調の生地を上衿とボタン(くるみボタン)に使い

またベルトも同生地で作っていただくことにしました。

 

楽しみに、楽しみに、待つこと約3週間。

 

出来上がりはこれ~!!

after全身

after

どうですか?

Before写真を同じように撮るのを忘れてしまったのですが、

冒頭の写真と比べると、なかなかの変身っぷりでしょ?

そうそう、胸元のボタンを1つ追加してもらったのもイメチェンに貢献しているかも。

 

お店に引取りに行ったとき、イメージ以上の出来映えに嬉しくなって

「着て帰ります!」と着てきたコートを袋に入れてもらって持って帰ったぐらい(笑)。

街で

 

先日ブログで書いたリメイクのように、

今回は母からのお下がりでもなく、スペシャルな思い出があるものでもなかったのですが、

好きだったものが生まれ変わり、そして自分だけのオリジナルになるのって本当にワクワクします。

“今の自分”と新たな関係がはじまる=「リ・リレイト」。

お買い物とは違う、素敵でユニークな“体験”であり、自分だけの“イベント”だなといつも思うのです。

 

少し季節は進んで、日中は春の陽射しを感じるようになりましたが、

まだまだ寒さが続きそうな3月。

3日に1度の勢いなぐらい出番激増のコートは、この冬めいっぱい活躍しそうな気配です。

 

BESPOKE TAILOR DMG さんは、ミュージシャンの衣裳や、スポーツ選手のオフィシャルスーツ(って言うのかな?)

のお仕立てもされている実力派。

bespokeshop

紳士ものがメインですが、デザインによっては女性ものお仕立てもお願いできます。

近日中にお直し専門の工房もオープンされるとのこと。

とっても楽しみにしています!