好きの質感ノート

ブログの名前が「質感ノート」になりました!
デザインも少しリニューアルしたョ〜

宇野ビビディープ
/ 宇野由紀子

ライフテクスチャリスト

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宇野ビビディープ / 宇野由紀子

株式会社テンネット 代表取締役

質感研究室 室長

ライフテクスチャリスト

企画プロダクション勤務を経て、収納用品メーカーに入社。商品開発の責任者をつとめる。2002年に整理・収納用品のWEBショップ「収納の巣」を立ち上げ、2012年に運営会社である株式会社テンネットの代表取締役に就任。暮らしにスムーズをもたらす収納はもとより、自分の“好き”を探求し、自分らしくモノを持つことも収納の役割と考え、研究・企画・創作。2015年に、好きとつながり好きを深める装置としての収納ツールを発表した「ワタシにオサメル展」は好評を得、それらの作品をプロダクト化した収納レーベル「VIVIDEEP」を翌年立ち上げる。また2017年には「質感研究室」を開設。モノ・コトを感じとるセンサーを磨き、好きの質感をたぐりよせることをテーマに、研究会やワークショップ、商品開発も行う。

嵯峨美術大学 デザイン学科 生活プロダクト領域 非常勤講師
ライフオーガナイザー® クローゼットオーガナイザー®

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クローゼットの“ワクワク”を表現したくてこんな企画を♪

2014.10.20

10月15日から19日までの5日間、収納の巣ショールームで

「クローゼットがワクワクになりまし展」という企画展を開催しました。

DSC03900

整理すること、収納すること、って苦手意識をもたれていたり、

面倒くさいと感じている方が多かったり、

同じ家の中のシゴトでもお料理などと違って「好き」「得意」「おもしろい」などとは

思ってもらいにくいポジション。

 

それをどうにか払拭して、

「なんだか楽しそう!」「自由に考えていいんだ!」

そんな風に感じてもらえればなあという私たちの常々のおもい。

それをひとつのカタチにしたのが今回の企画展です。

SONY DSC

 

SONY DSC

 

幅35×奥行40×高さ60cmの棚を3段重ね、

一番上の棚に木製のバーを通してクローゼットにしています。

3段

 

この棚、実はダンボール製。

今回企画展は“TheCLOSETS”プレゼンツということで、社外のお二方とユニットを組み

コラボをしたんですね。

(詳しくは先日のブログにて)

その中のおひとり、RIADO(建築設計事務所)代表の堀内さんが大のダンボール好きで、

好きなだけでなくいろいろなノウハウ、業者さんとのパイプをお持ち。

堀内さんがプランしてくださったダンボール棚をベースに

同じく企画展をご一緒した0556style(オーダー収納家具製作施工会社)専務の心映さん、私の3人で

仕上げのデザインを練り、写真のように側面が額縁になったようなワクワクなデザインに決定。

さらにワクワクにするために、額縁の中をカラフルに塗装することにしたんです。

 

 

塗装

塗装2

塗装3

 

塗装用に使用したのは、日本ペイントさんがご提供くださったペンキ。

ROOMBLOOMというブランドで展開されているニュアンスカラーのバリエーションが

とても素敵でペイント作業もワクワク!

 

下の写真に一緒に写ってくださっているのはROOMBLOOM の本田さま。

収納の巣ショールームまで企画展を見に来てくださいました♪

 

ペイント1

 

そして組み立て作業は収納の巣スタッフも総出です。

IMG_3006

 

☆後日ROOMBLOOMさんのFBページでも「クローゼットがワクワクになりまし展」の

模様をご紹介いただきました。(2014年11月8日 追記)

 

 

最初は真っぐす揃えて並べるつもりだったダンボール棚。

搬入の日にいろいろと触っているうちに、がたがたバラバラと並べるとますますワクワク!

ということになり冒頭の写真のように相成りました。

 

自分の“好き”をもっともっとワガママに、くっきりと描いていけるように

趣味のアイテムを並べたシンボリックな棚をつくったり

うっとりアクセサリーだけを置いた棚があったり

着物を置いてあるスペースもあったり

まったくもって合理的でも効率的でもない収納です(笑)

でもご覧になった皆さんからは

「基地みたいで楽しい~」

「ダンボールの概念が変わる!欲しい」

「このままウチに置いたら素敵だろうなあ!」

なんてお声を聞いて、わたしたちはムフフ。

 

楽しいよ、自由だよ、を広めるための企画展としては成功だったかな。

ワクワククローゼットに潜んでいた、小さくてキュートなワクワクを

また後日ご報告しますね。