好きの質感ノート

ブログの名前が「質感ノート」になりました!
デザインも少しリニューアルしたョ〜

宇野ビビディープ
/ 宇野由紀子

ライフテクスチャリスト

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宇野ビビディープ / 宇野由紀子

株式会社テンネット 代表取締役

質感研究室 室長

ライフテクスチャリスト

企画プロダクション勤務を経て、収納用品メーカーに入社。商品開発の責任者をつとめる。2002年に整理・収納用品のWEBショップ「収納の巣」を立ち上げ、2012年に運営会社である株式会社テンネットの代表取締役に就任。暮らしにスムーズをもたらす収納はもとより、自分の“好き”を探求し、自分らしくモノを持つことも収納の役割と考え、研究・企画・創作。2015年に、好きとつながり好きを深める装置としての収納ツールを発表した「ワタシにオサメル展」は好評を得、それらの作品をプロダクト化した収納レーベル「VIVIDEEP」を翌年立ち上げる。また2017年には「質感研究室」を開設。モノ・コトを感じとるセンサーを磨き、好きの質感をたぐりよせることをテーマに、研究会やワークショップ、商品開発も行う。

嵯峨美術大学 デザイン学科 生活プロダクト領域 非常勤講師
ライフオーガナイザー® クローゼットオーガナイザー®

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お片づけステップ・ワークショップ @積水ハウス una sora casa ご参加ありがとうございました

2015.03.16

3月14日(土)積水ハウス様 のモデルハウスuna sora casa (なんば住宅博内)にて

「クローゼットに春の新風を お片づけステップ・ワークショップ by The CLOSETS 」を開催させていただきました。

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内容は3月10日のブログにも書かせていただいた通り、

収納の巣でご提案している「収+活(しゅうかつ)4ステップ」に沿って、

いろいろなワークを交えながら楽しくお片づけの手順を学んでいただくというもの。

 

モデルハウスの入り口では The CLOSETS フラッグのパンダちゃんがお出迎えし‥

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リビングルームでは このお家の魅力を積水ハウスの小川氏がご説明くださり(皆さん感心しきり!)‥

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そして会場のお部屋に移動してもらうのですが、そこはなんとベッドルーム!

打ち合わせに伺った際にこのお部屋があまりに心地よかったので、リビング等でなくあえてこちらを選ばせてもらったのです。

ふかふかのベッドの上でもワークがしやすいように、ダンボールの画板を特別に作って持ち込みました~。

(The CLOSETS の相方、堀内さんがインテリアデザイナーでありながらダンボール素材を熟知しているという方で…笑)

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ベッドルームは2階なんですが、このお家の要である中庭↓から陽がさしこみ、気持ちがいいのです。

空間の持つ力はすごいですね~。皆さんとゆったりリラクシングな時間を過ごすことができました。

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さて、ワークショップの流れに戻りますね。

まずクローゼットの何にモヤモヤを感じているか、またどんなクローゼットが理想かを意識にあげていただいたあと、

ご自身のモノ(洋服)の持ち方の傾向を知ってもらうための分類シュミレーション・ワークをしてもらいました。

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30着の洋服のイラストを4つのカテゴリーに分類して行く作業がそれなんですが、

それぞれの個性や特徴が出て、手前味噌ながらこれがとても興味深いのです。

例えば「好き」と思っている洋服でも、着心地や状態、サイズ感など別の要素が掛け合わさると案外袖を通していなかったりします。

ではその洋服とそのまま付き合いを続けるのか、手を加えて新しい関係を築くのか、お別れするのか、という判断。

また、好きは好きでもただデザインが好き、褒められたことがある、大切な人からいただいた、蘇る思い出がある、などいろいろあって

普段は意識していなくても、感情の深いところから見えない糸が出ていてそのモノをつなぎ留めていることがあります。

自分どんなモノをつなぎ留めがちで、これからもそれをつなぎ留めたいのか、今の自分、これからの暮らしには必要がないと思えるのか。

そんな風にモノと向き合ってみるための入り口、と位置づけているワークです。

仕方がないと諦めていた衣替えの大変さを改善できるかも、と話してくれた方、

手放せるわけがないと思い込んでいた「着ないけど大好き」な洋服との付き合いについて真剣に考えてみよう、と言ってくれた方、

皆さんそれぞれにお片づけ第一歩へのとっかかりを楽しみながら見つけていただいた様子でした。

 

他にもいくつかのワークやレクチャーを通して収納の得手不得手に気づいてもらったり

ご自分にあった「収+活」を選んでいただくきっかけを提供したり。

そうそう、“やる気”になってもらったらそのままのテンションで即お家で実践してもらえるように

分けると分かる*モノと向き合うためのsu:tto分類シート」もお土産にお持ちかえりいただきましたよ。

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午前の部、午後の部共に、参加者の皆さんからは、

楽しかった! 思わぬ発見があった! なんだか片づけられそうな気がする! 主人も連れてきたかった!

などなど、ありがたいご感想をいただき、The CLOSETSの相方 堀内さんと一安心。

さらに、以前 収納の巣で開催した別のお片づけワークショップ体験済みながら今回も参加してくれた友人が、

こんな感想をfacebookに投稿してくれていたので、許可をもらって転記させていただきます。

 

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きのうは、積水ハウスなんば展示場にある素敵なモデルハウスでのThe CLOSETS のワークショップに行ってきました。

うちのクローゼット関係は、いけてないこともあるけれど、そんなにいけてないこともないと思っていたわたし。

ワークショップを受けてみたら、今回も目からウロコが!

いつも工夫して、考え方のヒントや具体的な方法をたくさん用意してくれる彼女たちのワークショップ、

本当にたのしいのです。そしてお堅くシリアスになりそうなところも、多様性を尊重してやわらかく

先導してくれる姿勢が信頼できて気持ちがいいのです。

場所は素敵なお家の寝室でベッドを囲んで。これがなんともあたたかな気持ちになって、

いけてないことさえ!余裕を持って振り返ることができ効果抜群。

ご一緒した初めての方とも親密な雰囲気になれました。

あたしゃこれでいいんだもーんと思っていたところも、教えてもらった方法を当てはめたら

もっと面白くできるかもと気付かされて、とてもうれしく充実した時間でした。

収納が苦手な方はもちろん、得意な方も、そんなに気にしてなかったわたしのような方も、

ぜひ一度ワークショップ参加してみてみて!この目からウロコ体験は面白いです。

お土産ツールもいただいて、あとは家での実行あるのみ!やるぞ〜♫

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なんとも嬉しいご感想。

 

ワークショップは私たちにとっても、皆さんのお困りごとや収納事情を直接お聞きできるとてもありがたい時間ですし、

何が皆さんのお片づけスイッチになりえるか、をリアルに感じることのできる貴重な機会です。

終了後のなにげないおしゃべりにもたくさんのヒントがあったりするんですよね。

また張り切って企画せねば〜と気持ちを新たにしております。

楽しみにしていてくださいね!