おニューの花器に秋色のケイトウを
2016.11.01
おニューの花器。
京都在住の陶芸家、 明主 航 さんの展覧会「日々黒刻」@ASITA_ROOM に
最終日の昨日、すべりこみで伺い一目惚れした花器。
風雨にさらされ、かなりの年月を経たような
この独特のテクスチャーが明主さんの作品の個性。
形をつくり焼く前に水につける、という手順を踏むことで
自然にヒビが入り、このように朽ちたような風合いになるんだそうです。
まだ二十代のお若い作家さんから生まれてくる作品とは思えない。
:
今回はアシタノシカク@ASITA_ROOM とのコラボということもあり
「日々黒刻」というタイトル通り、大半が黒。
有機的な形の黒い新作たちもとても魅力的だったんですが、
目が離せなくなったのは、
以前から手がけておられる白い作品たち。
:
内側のテクスチャーがまたおもしろくて。
生き物のような存在感でちょっとドキドキ。
お花屋さんで散々迷ったあげく、最初のお花は秋色のケイトウにしました。
嬉しいな。
これからのお花えらびが愉しくなりそうです。