「やわらかケース」浴衣収納アイデア
2013.08.28
早いもので8月もあとわずか。
名残惜しくはありますが、8月の終わりと共に浴衣もおしまいですね。
今年張り切って新調したのが麻の着物としても楽しめる小千谷縮-おじやちぢみ。
ふらりと寄った近所の呉服屋さんで出逢ってしまい衝動買い(だって綿の浴衣より安かったんですもの~!)。
写真はお盆休みにでかけた「法善寺Jazz Street」でのもの(ビール片手にご機嫌さんですね…)。
以前 会津木綿の着物と合わせていた半幅帯で、足元は素足に下駄、です。
“長襦袢+名古屋帯+足袋” でもちろん麻の着物としても着れるので、
カジュアルな夏のお茶会でも活躍しました。
来年浴衣を新調される方は小千谷縮のような麻の着物を検討されても
少し大人っぽい着こなしが楽しめるかも知れないですね。
今週末、もう一回ぐらいは浴衣を着てでかけたいなあとは思いつつ、
収納のこともそろそろイメージング。
先日の「吊るす」浴衣収納アイデアに引き続き、
今日は「やわらかケース」浴衣収納アイデアをご提案しようと思います。
使用するのは、通気性の良い不織布製のやわらかな衣類用ケース。
元々このケースは、季節外の衣類などを入れてクローゼットのすき間で保管しておく
用途で開発したものですが、
このケースのサイズが三つ畳みにした浴衣に合うんです!
(開発した時には気づいていませんでした…汗)
高さが20cmあるので…
浴衣5枚、ポリエステルの洗える夏着物2枚、夏の名古屋帯3枚が
ケースの側面に透明窓が付いているので、
「何が入ってたっけ~?」 にも対応。
このままクローゼットに保管できればお気軽ですよね。
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ただ、このご提案はあくまで浴衣や化繊、ウールなどのカジュアル着物向き。
正絹の着物も、もちろん入らなくはないんですが、
畳紙に入れての収納とは違って
1枚1枚がピシッと真っ直ぐ平らにキープできる訳ではありませんし、
前述のように20cmの高さを活かそうと思えば結構な枚数が入っちゃいます。
一年近く保管しておくと、重みがあって柔らかい絹素材だと特に
シワの可能性が否めません。
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ということで、そもそもシワになりにくいシャキッとした素材や、
アイロン掛けも気にせずできる素材のものにおすすめというわけです。