好きの質感ノート

ブログの名前が「質感ノート」になりました!
デザインも少しリニューアルしたョ〜

宇野ビビディープ
/ 宇野由紀子

ライフテクスチャリスト

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宇野ビビディープ / 宇野由紀子

株式会社テンネット 代表取締役

質感研究室 室長

ライフテクスチャリスト

企画プロダクション勤務を経て、収納用品メーカーに入社。商品開発の責任者をつとめる。2002年に整理・収納用品のWEBショップ「収納の巣」を立ち上げ、2012年に運営会社である株式会社テンネットの代表取締役に就任。暮らしにスムーズをもたらす収納はもとより、自分の“好き”を探求し、自分らしくモノを持つことも収納の役割と考え、研究・企画・創作。2015年に、好きとつながり好きを深める装置としての収納ツールを発表した「ワタシにオサメル展」は好評を得、それらの作品をプロダクト化した収納レーベル「VIVIDEEP」を翌年立ち上げる。また2017年には「質感研究室」を開設。モノ・コトを感じとるセンサーを磨き、好きの質感をたぐりよせることをテーマに、研究会やワークショップ、商品開発も行う。

嵯峨美術大学 デザイン学科 生活プロダクト領域 非常勤講師
ライフオーガナイザー® クローゼットオーガナイザー®

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「 能の質感 」 感じる能ワークショップ vol.4 囃子にのっかる]講師 梅若基徳さん 斉藤敦さん * 4月15日に開催します

4月15日(日)16:00〜西宮能楽堂にて「 能の質感 」 感じる能ワークショップを開催します。シリーズのvol.4となる今回のテーマは“お囃子” 。笛・小鼓・大鼓・太鼓で構成される能の中の音楽です。講師は、いつも興味深いお話と美しいパフォーマンスで私たちを能の世界に引きこんでくださる、シテ方観世流能楽師の梅若基徳先生。そして笛方森田流の斉藤敦先生のお二人です。
(シリーズと言いましても内容は一回ずつ完結ですので、はじめましての方もぜひご参加くださいね。)
質感研究室を主宰しておりますワタクシ宇野由紀子、能を好きになり観にいくようになった10余年前、「お囃子ってフリージャズみたいでカッコイイ!」と勝手な感想を抱いてひとり盛り上がっていました。言わずもがな、フリーに演奏されているわけはなく、斉藤先生におききしていると、法則がしっかりとあり、曲を進めていくにあたっては他の囃子方(鼓や太鼓)と、またシテ方と、サインの交換のようなものもあるそうで・・。その上でその時々のさまざまな要素のかけ合わせで、舞台ができあがっていくという一期一会・・・深い・・。そのあたりのお話もじっくりお聞かせいただきたいと思っています。
“わかる”より“感じる”を大切にしている質感研究室ですから、体験もたっぷりご用意いただきます。笛の演奏と同義とも言える「唱歌」(しょうが と読むそうです)を皆で声を出して練習したり、実際に笛を吹かせていただいたり!皆さんの思いおもいの笛の音が能楽堂に響く様を想像しながら、今からワクワクしています。
冒頭にも書きましたが、前回から梅若基徳先生のホームグラウンド、西宮能楽堂を会場にさせていただいています。今年1月にオープンしたばかりの同能楽堂は自然光の射しこむなんとも言えず清々しい空間。他にはないその心地よさもぜひ体感いただきたいです。
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能の質感  感じる能ワークショップ  vol.4 囃子にのっかる
講師 梅若基徳さん 斉藤敦さん
○4月15日(日)16:00〜18:00
○参加費 2000円
○定員 約30名
○会場 西宮能楽堂
兵庫県西宮市鳴尾町3丁目6−20
阪神電鉄本線「鳴尾」駅より徒歩6分
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○お申し込み
お電話 tel.06-6446-0010 テンネット内
(平日10:00〜12:00・13:00〜17:00)
メール info@10net.jp
facebook イベントページのご参加クリック
https://www.facebook.com/events/2032365503701432/
いずれかでお願いします。
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■梅若基徳(うめわか もとのり)さん プロフィール
重要無形文化財総合指定保持者
一般社団法人 日本能楽会会員
公益社団法人 能楽協会会員
一般財団法人 日本伝統芸術文化財団 代表理事
中世より代々続く梅若家に生まれ、初舞台3歳より舞台活動を始める。
関西を中心に東京、名古屋、福岡など日本各地での公演に参加。
また海外公演にも多数参加し、パリ公演。イタリア・ミラノ薪能。スイス公演。クロアチア・ヨーロッパ演劇祭参加。近年では2006年フランス・ストラスブール能楽公演。2008年源氏物語千年紀記念パリ公演。2010年オランダ・アムステルダム公演、ギリシャ・アクロポリス円形劇場公演。2012年1月フランス・パリ公演、アルジェリア公演、9月ロサンゼルス公演、2013年スロバキア公演、2014年ロサンゼルス日米文化会館薪能公演、2015年ギリシャ・エピダウロス古代円形劇場(世界遺産)公演、2016年4月国立オペラ座スロバキア公演。6月ルーマニア・シビウ公演、ブルガリア・ルセ公演、2017年2月フランストゥール・ジャパンフェスティバル、3月パリ公演などに参加。
他の古典邦楽や現代演劇、様々な音楽とのコラボレーションも積極的に模索し、日本の伝統芸能としてだけでなく、世界に通じる演劇としての評価も高めていきたいと考える。
2014年ロサンゼルス公演にて、アメリカのメイフラワー号の奇跡を題材にした新曲「五月花」を作成し演能して、「ロサンゼルス名誉市民」を拝受。
著書に「能に観る日本人力」BAB出版
http://www.umewaka.info/
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2017年12月10日に「西宮能楽堂」を開館されました!
阪神間の文化芸術の発信の場として、能楽の公演はもとより、幅広い芸能・芸術の拠点として、注目・期待が集まっています。
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斉藤 敦(さいとう あつし)さん プロフィール
能楽囃子 笛方森田流 能楽協会大阪支部所属
1973年生れ 埼玉県川越市出身
一般の家の出ながら流儀職分野口傳之輔の下で修業
2009年森田流宗家預かりでもある観世御宗家のシテにて道成寺を披き独立、関西の若手ホープとして主に西日本で舞台に立つ。
大学時代のスペイン留学の経験と語学力を生かし現在多数の海外公演にも参加。
普及活動なども積極的に行う一方、師匠家の笛への心と技をいかに引き継ぐか研鑽の日々である。
吹く笛は紀州徳川のお抱え笛方であった野口家伝来の桃山時代の笛である。
披キ曲 石橋 乱 翁 道成寺 望月 清経恋之音取 三輪白式神神楽 等
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「 能の質感 」 感じる能ワークショップ は、何か小さなかけらでも、人とは違う角度でも、それぞれに、わがままに「 能の質感 」を感じることができる場を作りたい。そんな思いを梅若基徳先生にご共感いただき、昨年スタートしました。
vol.1 謡をつかまえる  2017年8月6日に終了
vol.2 仕舞にまいあがる 2017年11月26日に終了
vol.3 面と装束にもぐる 2月25日に終了
vol.4 囃子(はやし)にのっかる 4月15日開催
↓ vol.3の様子を少しだけ。