成人の日の嬉しい任務、遂行してきました
2014.01.13
今年の成人の日はわたしにとって特別な日になりました。
姪っ子の振袖を着付けるという嬉しい任務を仰せつかっていたんです。
長年着付けを習ってはいたものの、振り袖を着せるなんて何年ぶりか思い出せないぐらい。
ぶっつけ本番で失敗しては目も当てられないので、
年末に姪っ子を呼び出して、信頼している着付士の友人、えみちゃん宅におじゃまし
細かなアドバイスをしてもらいながら3時間ほど復習を。
また一昨日にはイカス*キモノの助手をしてくれている友人、さくらちゃんに
練習台になってもらい、帯結びの最終チェック。
(洋服のさくらちゃんに帯だけ巻かせてもらったので、なかなかユニークな絵面でした!)
そんなこんな協力をしてもらいながら、なまった腕をなんとか取り戻し
ドキドキしつつ楽しみにもしていました。
昨日の夜からお泊まり体制で姉宅を訪れ、豆乳鍋とシャンパンで前夜祭。
お酒を一緒にいただけるようになったのね…と感無量。
姪っ子は今朝4時前に起きて美容院で髪の毛をアップにしてもらい、6時過ぎに帰宅。
そこから私のお役目スタートです。
衿合わせに一番気合を入れて…丁寧に、丁寧に。
姪っ子は眠さでたまに立ったままぐらんぐらんと揺れながら…。
はい、この通り!
無事に着付け完了ました。
(わたくし眠気まなこのスッピンなので首から下でお許しを)
帯締めも帯揚げもすっきりトラディショナルに。
後ろ姿はこんな感じに。
我流アレンジのシンプルな帯結びだけど、
この着物と帯、そして彼女の雰囲気にぴったりだったんじゃないかなあと自分に合格点。
お草履とバッグは新調したものの、この着物や帯、そして小物類は30年前に姉が着ていたそのまま。
白地にピンクのクラシックな扇柄がとてもよく似合っていて…またもや感無量。
そして着物ってやっぱりすごい、と再認識。
長年パワーを蓄え続けて、いとも簡単に新成人をこんなに素敵に彩ることができるんですもの。
叔母としてはこうして可愛く華やかに成人式に送り出すことができて…なんだか感激でした。
美容院でお願いする方がよほど気楽で安心だっただろうに
わたしに頼んでくれたおかげで こんなカタチでお祝いすることができて。
ほんとうに幸せで晴れやかな成人の日になりました。
ありがとう。
そしておめでとう。
そうだ、たとう紙はさすがに30年の年月を経て見るに耐えない姿になっていたから
今度イカス*キモノセレクトのオリジナルを姉に買ってもらおうと算段中です(笑)。