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◆あれから1年のこの日を感謝とともに。
3月11日。
皆さんそれぞれのおもいで過ごされたことと思います。
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私 ユキは、大阪の能楽師の有志が主催された「第2回東日本大震災義捐能」
に行ってまいりました。
収益の全てを東日本大震災の義捐金として寄付されるというこの公演。
ご縁のある観世流能楽師、梅若基徳さん(梅若さんのブログはこちら)が
facebook でご案内を下さり友人と5人で参加。
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総勢100名近くおられたのでは?と思うほど多くの能楽師の方が手弁当で出演され、
時には荘厳に、時には勇ましく、また清々しい笑いもまじえて
すばらしい舞台を見せてくださいました。
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そして、2時46分には出演者と観客が全員起立して黙祷。
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梅若基徳さんからいただいたご案内の中にあった
「能という芸術が持つ祈りと鎮魂の意を込めて」 というお言葉を反芻しながら、
私の心に浮かんできたのは「感謝」という二文字でした。
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意味深き日に、このような場を提供してもらい、
親しい友人と共に身を置くことのできるありがたさ。
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あたたかなつながりや、日々刺激のある出逢いをいただける幸せ。
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行きづまったり躓いたりしながらも様々なことにチャレンジさせてもらえる喜び。
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そんなおもいをじわりじわりと、
「 わたしに与えられた時間を大切に、自分らしく満たしていくんだ 」
という雄心のようなものに変え、
心に、お腹に、ぎゅっと詰め込んでしっかりと持ち帰りました。
来年も同じ日、3月11日に開催されるとのことです。
収納の巣で東日本大震災の日から1年の間続けてまいりました
「洋服カバー・チャリティ」。
スタッフ一同感謝の気持ちを抱きしめながら
昨日2012年3月11日をもちまして終了させていただきました。
(チャリティの内容、詳細ご報告はこちら)
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皆さまのお気持ちに心よりお礼申し上げるとともに
1日も早く日本中に笑顔と希望ががあふれんことを願うばかり。
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1年間本当にありがとうございました。